空き家相談

空き家相談

始めに、「空き家」とか「空室」とかの単語を聞いたことがあると思いますが、このワードの基本的な違いは何でしょうか?見た目、外観では同じです。
・・・それは所有者の目的の違いになります。

・空室は入居者を募集して入居させる。満室にすることのみを目的とします。
・空き家とは、何も利用されず概ね1年以上空室の状態が継続していること。こちらは問題点をいくつか抱えていることが多く 始めにそこを解決することが優先になります。その後に相続人やご家族の目的に合った手続きをする事になります。

トラブル(例)
・親からの建物を相続したが、相続人の考え方がまとまっていない。
相続人の中には法律を無視し感情的で建設的な対話が出来ない方がいる。前置きもなく突然「この家は〇〇〇のものだから」などと一方的に主張する偏屈な考えの方の女性がいれば、その他の相続人全員が同意しない限り解決が相対的に遅れます。あるいは生年継続する可能性もあります。ご両親が大切にされてきた建物です。身内での対話が困難であれば、法律の専門家に相談するのが効果的でしょう。

◇[対策、対応] 相続該当者には、当然ではありますが、未登記でもその間は全員で固定資産税、都市計画税、管理費、建物維持費を負担します。複数の相続人がいる場合では遺産分割協議書の作成が必要になります。解決するまでは対象物件(収益不動産を除く)の個人的な利用を制限する。一般的にご夫婦以外の共有での所有はデメリットが大きいため『売却』を選択されることが多いようです。

※その間、空き家で有っても短期間でも相続人の子を住まわせてはいけません。仮に契約書が作成してなければ無償で住まわせた場合、身内の方であってもどんな使われ方をされるかわかりません。身内の新婚夫婦が住んで、建物のダメージが大きく、退去した後の残置物、リフォーム工事見積代が数十万円かかったことを伺いました。

◇長期間空き家状態になっていると経年劣化や事故の為に修繕、改修が出てくることがあります。特に水周り関係では設備に影響が出ます。一年間以上空き家で、使用されていない状態が継続されると、たとえば寒冷地で給湯器ボイラーに電源が入っていない場合、凍り付いて水漏れが生じて使用できなくなり修理や交換が必要なケースが発生します。その場合も設備の修理費用の見積りを取ってから全員が費用負担することにしましょう。その他空き家の場合、火災等保険に加入できないことがありますので確認が必要です。

・土地建物を売りたいのか、個人が取得して入居するのか、それとも賃貸に出すのが良いのかまとまらない。(多数決で決めると後の書類がそろわないケースが考えられます。確認があればOKです)
・空き家を相続したけど「用途」など法律や専門的な知識が必要で自分では問題を解決することができない。手続きや金銭的にも難しそうで方針が定まらずほったらかしている。(空き家の状態が長く続くほど、雨漏りや風化などにより親の残した宝物が腐ってしまうことは避けたいものです。)建物解体でも坪あたり単価◯万円程の費用がかかります。事前に2、3社の解体見積りを取っておく事をお勧めします。
・有効活用には、売買、リフォーム、賃貸、管理、解体、共同援助・シェアハウス等・・・

その他幾通りもの悩みがでていることがあります。
結論が出たなら一刻も早く行動して下さい。

当社では空き家相談士による、空き家に関するご相談をお受け致します。

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